はじめての和紅茶ガイド

MYEの和紅茶を楽しむスタートガイド

STEP1

合組茶葉の魅力を知ろう!

MYEでお気に入りの茶葉を見つける方法をご紹介します。全て緑茶でしかも煎茶ですが、どのお茶も全く異なる風味や香りを持っています。

【1】製法

摘み取った茶葉をすぐに蒸して揉んだり、釜で炒ったり(殺青)して作る緑茶と違い、紅茶を作る時は摘み取った茶葉を数時間放置してしおれさせます(萎凋)。こうすることで茶葉から甘い香りが出るようになります。萎れさせた茶葉を揉み、酸化発酵させた後に乾燥させると紅茶が出来上がります。

【2】使用する茶葉

茶の樹には大まかに、渋みが少なく寒さに強い中国種と、渋みが強く高温多湿の気候を好むアッサム種の2種類があります。冷涼な日本では中国種で緑茶が、インドやスリランカなどではアッサム種で紅茶が作られています。
和紅茶は中国種を使って作られることが多く、味わいの柔らかいものができやすいですが、アッサム種や紅茶用品種を使ったものも作られており一概には言えません。
※Ihojinに使われている「みなみさやか」は釜炒り用品種、「うんかい」は玉露用品種です。

STEP2

和紅茶の美味しい淹れ方

【1】用意する道具

和紅茶は煎茶を淹れる時と同じ道具で淹れられます。

・急須 MYEでは基本の急須を使用します。ティーポットでも淹れられますが、その場合は容量に応じて茶葉の量を変更してください。

・茶杯 白いものを用意すると鮮やかな水色がよく見えます。

・茶漉し網 煎茶より茶葉が大きいため、急須に茶漉しが付いている場合は必要ありません。

【2】淹れ方

80度程度に湯冷まししたお湯で、1分~1分30秒の短時間で抽出を行う緑茶と違い、和紅茶は高い温度でじっくり時間をかけて抽出します。

・ お湯の温度:100度
沸騰したてのお湯を直接茶葉を入れた急須に入れましょう

・抽出時間:180秒
 砂時計を3度ひっくり返しましょう

・g数:3g/150ml

STEP3

合組和紅茶について

和紅茶は通常、単一品種の風味の特徴をしっかりと味わうためにシングルで飲まれることが多いようです。MYEでは複雑で変化と余韻のある風味を生み出すことを目指し、個々の品種の特徴を活かしながら合組を行っています。

新作品茶葉

合組和紅茶

Ihojin